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『腰にやさしい椅子』ご体感くださいませ。

【 展示期間 】2020年10月17日(土)~11月15日(日)

飛騨産業では、医学博士 宮本敬先生と、岐阜県生活技術研究所と共同で『アラインプロジェクト』を立ち上げ、腰痛者にやさしい椅子の研究開発に取り組んでいます。

これまでの研究を通して、着座時における長時間の同一姿勢と、長時間の前かがみ姿勢が腰に悪影響を及ぼす大きな要因であると捉えました。
その上で、こうした状況の改善に役立つ椅子が必要であると考え、腰痛者にやさしい椅子の研究開発を推進してきました。

(1)「アラインプロジェクト」とは?
腰痛者にやさしい椅子を開発する場合、腰椎の正しいAlignment(骨格の並び方)に着目する必要があるとの認識からアラインプロジェクトと名付けました。産官学共同研究として専門的知見を活かした開発を行なっています。

(2)長時間の同一姿勢がなぜ悪いか?
同一姿勢が長く続くと、椎間板の変質の恐れが高まります。
また、筋肉の血流が悪くなり、その結果、老廃物や痛みを感じる物質がたまりやすくなるため、長時間の同一姿勢は腰によくないと考えられます。

(3)長時間の前かがみがなぜ悪いか?
腰椎の椎間板には着座すると立位姿勢の1.4倍の負荷がかかり、さらに前かがみになると約2倍の負荷がかかるため着座における長時間の前かがみ姿勢は腰によくないといえます。

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