<オールド・ギャッベ>
遊牧民が自分の感性で、日常使いのギャッベを織っていた古い時代のギャッベは、糸も太く、織りも柔らかい。移動に便利なように巾は1mくらい、長さは2m前後の細長いギャッベを、クルクルと丸めて、ロバやラクダの背にくくりつけて移動した。
30〜40年前に作られた古いギャッベを「オールド」と呼ばれています。
この当時のギャッベによく登場する紋様をご紹介します。
◆「トランジ」(ひし形)→ 誇り、アイデンティ
◆「縦のジグザグ」→ 川の流れ
◆「横のジグザグ」→ 水が溜まった沼や湖
◆「人形」→ 豊饒、子孫繁栄の願い
◆「生命の樹」(木の模様)→ 天上界への階段
これらの紋様に、カシュガイ遊牧民の独創的な感性が感じられる。と同時に、遊牧生活の厳しい環境の中で、家族の幸せを願う紋様を織り込んだのが、ギャッベであることを、紋様が物語っています。
< アートギャッベ >200枚展開催まであと日です。お楽しみに!
【予告】 2012年新春<アートギャッベ>200枚展開催決定!
【期間】 2012/1/7(土) ~ 1/15(日)
【場所】 和田山竹田家具ギャラリーコーナー
【営業時間】 10:00~18:30 (イベント期間中、水曜日は営業致します。)
- 2011年12月20日
- アートギャッベ
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