【ウッドペッカーロッキングチェア】

“キツツキ”という意味の名前をもつこのロッキングチェアは、
フィンランド・オウル市のデザインスタジオ「Ｃｏｌｍｉｏ Ｏｙ」のデザイナー、
ペイビ・ミッコラ氏によるデザインです。脚の後方にロッキングチェア特有の
弓形の出っ張りがない為、通常のＬＤチェア並のスペースで使用できます。
そのため、リビングのマイチェアとしてはもちろん、デスクワークやダイニング
用の椅子など、様々な目的で使用することが出来ます。特徴のあるフレーム
は、「ルーローの三角形」をモチーフに肘から脚にかけて一体で形作られて
おり、座るだけではなく空間にもやわらかい存在感を与える一脚です。

ペイビ・ミッコラ氏は、1990年から始まったＩＦＤＡ（国際家具デザインフェア
旭川）に何度か出品し、銀賞経験もあるデザイナーで、かねてから自身の
デザインを匠工芸で製品化することを望んでいました。
既にフィンランドで製品化されていた「ウッドぺッカーロッキングチェア」の
日本国内での製造と販売の相談を受け、2004年、弊社のスタッフが
ミッコラ氏を訪れ開発が始まりました。匠工芸での生産の際には、日本人
向けのサイズに座の高さを変更し、脚部の仕様も改良を加えています。
翌年、2005年にはフィンランドのフェニア賞を受賞致しました。