先日、福井県のお客様に欅一枚板のテーブルを納品させていただきました。
コチラの欅の一枚板とハゼの根っこはお客様がお持ちだった材料を当社でデザインさせていただきました!
欅一枚板の楽しみ方
密度が高いため、硬く、重厚な木です。日本を代表する木といわれ、銘木(床柱などに用いるかたちや木目の珍しい、趣のある木材)として扱われることが多く、はっきりとした木目が特長です。筍を縦に割ったように中央が山形になった木目は「たけのこ」と呼ばれ、伸びるという意味で縁起が良いとされています。定期的なお手入れをしながら長く使い込むと、独特の赤みがかった色は深くなり、表面全体に硬質な輝きを放ちます。和のイメージが強い木ですが、実は洋風のお部屋にもよく合うので、和田山竹田家具ではモダンなダイニングテーブルとしてもお勧めしています。
脚も個性的なハゼの木の根を使用した一本足!世界に二つとないデザインです!
ハゼの木は、東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。日本には、果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。古い時代には現在のヤマウルシやヤマハゼといった日本に自生するウルシ科の樹木のいくつかを、ハゼと称していた。
俳句の世界では秋に美しく紅葉するハゼノキを櫨紅葉(はぜもみじ)とよび秋の季語としている。櫨の実も秋の季語である。
日本への渡来は安土桃山時代末の1591年(天正19年)に筑前の貿易商人 神屋宗湛や島井宗室らによって中国南部から種子が輸入され、当時需要が高まりつつあったろうそくの蝋を採取する目的で栽培されたのがはじまりとされる。その後江戸時代中期に入って中国から沖縄を経由して、薩摩でも栽培が本格的に広まった。薩摩藩は後に1867年(慶応3年)年のパリ万国博覧会にはこのハゼノキから採った木蝋(もくろう)を出品している。
なお今日の本州の山地に見られるハゼノキは、この蝋の採取の目的で栽培されたものの一部が野生化したものとみられている。
木は「いきもの」ですから必ず決まって入荷する訳ではありません。それだけに、自分が探している樹種を見つけたときの喜びはひとしおです。
和田山竹田家具では、これまでにご紹介しました樹種の他にも様々な種類が入荷いたします。
時期のお約束は出来ませんが、お探しの樹種がありましたら入荷次第ご案内することもできます。
詳しくはスタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
- 2014年09月01日
- 一枚板
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