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北欧スタイルのパーソナルチェアが入荷しました。

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安心して背を預けられる背面の高さや、お腹を圧迫することのない座面の角度によって十分なくつろぎが得られる、機能とデザインを兼ね備えた理想の一人掛けソファです。
【復刻までのストーリー】
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1956年にデザインされたアームチェア。
デンマークから輸入したうちの一脚。
繊細なアームを持つ、美しいフォルムのソファ。それを目にした瞬間、製造されなくなって久しいそのデンマーク生まれのソファを、彼らは再び世に送り出したいと願い、彼らの手で復刻することを目指して、まずはそのデザイナーの所在を調べることから始めました。
ある時、これはカイ・クリスチャンセンというデザイナーのものではないかという情報を手に入れ、私たちは彼のデザインを復刻させる承諾を得るため、2004年2月、彼らはコペンハーゲンから電車で2時間半、彼の自宅へ伺いました。
緊張した彼らを迎え入れてくれたのは、クリスチャンセンの暖かい笑顔でした。
それは今でも忘れがたい、印象深い瞬間です。
彼らが彼の家を訪ねた時、彼はこのように語ってくれました。
「このソファは、自分でもとても気に入っているデザインです。アームの方向、座り心地、そして上質なクッション。そのデザインが、遠い日本で、復刻される・・・。自分はとても幸福だと思う。あなたたちが私の自宅を訪ねてくれた時は、とても嬉しかった。あなたたちのデンマークデザインに関する知識、私の作品に関する知識の豊富さには驚かされましたし・・・。あなたたちの親切に感謝しています。そしてぜひまたお会いしたい。」と。
こうしてカイ・クリスチャンセン氏との交流が始まり、彼らが復刻を熱望したそのソファはやがて、
「ペーパーナイフソファ」として日本で復刻を果たしました。
そして、彼らのために新たに
「ペーパーナイフローテーブル」をデザインして頂けるという幸福にも恵まれました。現在ペーパーナイフシリーズは、最も人気のある商品のひとつとなり、日本の多くの方々に愛されています。
彼は既に80歳半ばを迎えながらもその目はエネルギーに満ち、今も新商品の開発に携わっているという。
2004年の秋、彼らの熱意によって彼のデザインは地球の反対側日本で、約50年の時を経て、復活しました。
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お気に入りのマイチェアに体を預け・・・暖炉の近くで薪の燃える炎の揺らめきを眺め夜を過ごす・・・贅沢な自分だけの時間。

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