アートギャッベはウール100%の手紡ぎした糸を使い、天然染料で染色したもので織り上げる。
アートギャッベは確かにカシュガイ遊牧民の織りものではあるが、彼らが織ったものがすぐに商品になるわけではない。
織り上った直後のものは砂にまみれ、むだ毛に覆われて、模様も色彩もぼんやりした印象を受ける絨毯である。私たちが普段目にするギャッベの面影はまだない。
遊牧民の手を離れ、イラン南部のシラーズに集荷されたギャッベはトラックで700km離れたテヘランに運ばれ、ゾランヴァリ社の倉庫で、入念に洗われ、徹底した仕上げ作業が行われる。
そのサービスを受けて初めて、私たちの生活の中で使用される敷物として、市民権を得る。
上質なギャッベは20年、30年と使い続けるほどに、さらに輝きを増していく。
< アートギャッベ >200枚展開催まであと日です。お楽しみに!
【予告】 2012年新春<アートギャッベ>200枚展開催決定!
【期間】 2012/1/7(土) ~ 1/15(日)
【場所】 和田山竹田家具ギャラリーコーナー
【営業時間】 10:00~18:30 (イベント期間中、水曜日は営業致します。)
- 2011年12月25日
- アートギャッベ
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