BIG-GAME(スイス)による「キャスターチェア」は、丸みを基調にした椅子。キャスターとは動物のビーバーの意味で、背を支える支柱の一部が動物に削られたように平たくなっている。
このシリーズをプロデュースする柳原照弘氏は、最初の1、2回はホワイトギャラリーという白い空間で展示して、家具そのものをしっかりと引きたたせ、そして今回は暮らしに近いシーンで家具を見せたいと、3年がかりで場所を探したそうです。
デザイナーが集まったプレスデーには、ミラノで話題のフードデザイナーによる「バーチ茶」がふるまわれた。バーチとはカバ材のことで、木からつくったお茶だ。これは木を大切に扱うカリモク家具の意思をこめたという。
ここで発表になったプロトタイプは、ミラノでのデザイナーとの最終調整を経て、いよいよ商品化が検討される。
- 2012年04月26日
- 日記
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