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4月に行われた「ミラノサローネ国際家具見本市2012」のカリモクレポート

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カリモクでは、人に優しい家具づくりとして、人間工学に基づいた「座り心地研究」から生まれた椅子と、床材や好みに合わせて樹種を選べる「プレミアムオーダー」、 2011年春に発売をスタートした新ブランド「HARU」を世界にお披露目しました。
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ブース内にはカリモクの研究、木工・塗装技術、デザイナー・環境などの取組み全般についてご紹介するスペースを設置しましたが、こういった展示に足を止める方が多く見られました。
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発表以来、人気ランキング常連のZU46は、ミラノ会場でも人気を博しました!すっきり上げ脚のデザインはもちろん、脚から頭までサポートする座り心地には驚く方が多く、モールドウレタンについてもご興味を持っていただけました。
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サイドからバックに掛けてのフォルムがアイキャッチとなって、たくさんのお客様を引き込んだWU47モデル。日本古来の職人技が垣間見える木部と、フュージョンを使用した最新の座り心地研究との融合が海外のお客様には新鮮に映ったようで好評でした!
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国産ナラの小径木を使用した、新ブランドHARU。デザイナーこだわりのシェルフやテーブルのなめらかな接合部に、注目している方が多く見られました。ソファも人気で、張地のルナの色・レモンイエローは今年のトレンドにも合い、展示に花を添えていました。
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昨年発表のスリットボードHU71も、人気のウォールナット材で展示しました。すっきりかつ意匠的なデザインなので、テレビを乗せずに演出してみましたが、とても絵になります!造作家具が主流なイタリアにおいても、好評を頂きました。
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日本建築の縦格子がモチーフのCS63モデル。HU71、WU47モデルと組み合わせての展示となりました。和の趣が調和し、LD空間としてご覧いただけました。
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今月もダイニングチェア人気NO.1のCT61モデルはプレミアムオーダーのチェリーで展示。カリモク独自の、自然な風合いと、お手入れのしやすさに高い関心がよせられました。何度も触ってその感触を確かめる方が多くいらっしゃいました。
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グレッシュトーンを基調としたシックモダンテイストが多く、そのほかスマート感のあるナチュラルテイストやシックエレガントテイストも見られました。空間コーディネートの手法としては、グレイッシュな空間にアクセントカラーのブルーやイエロー・オレンジを小物やステッチに使った、メリハリを効かせた空間作りが多く見受けられました。個性的なラグとの組み合わせの演出も多く見受けられました。
特にロンドンデザインウィークでも注目を集めたブルーの色使いが目立ちました。
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樹種は、ウォールナット材の活用が目立ちました。次にオーク材のナチュラル系、モカブラウン系の塗装が多く見られました。そのほか、節材や虫食いの跡の木材料の使用等、木材そのものの美しさを生かす表現やさまざまな技巧をこらして、木材料を大切に使いこむ姿勢が目立ちました。自然回帰の傾向はますます強まり、暮らしの中で木材を取り入れることが見直され、より関心が高まっているように感じます。
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