【トチ】
落葉性の高木で、温帯の落葉広葉樹林の重要な構成種の一つ。木はとても大きくなり高さ25m、太さも1mを越えるものが少なくない。葉も非常に大きく、この区域では最大級の葉である。日本では東日本を中心に分布、中でも東北地方に顕著に見られる。
木材として家具などの材料となる。巨木になるものが多いので、昔はくり抜いて臼を作るのにもよく使われたが、最近は乱伐が原因で産出量が減り、主にテーブルなどに使用される。木質は芯が黄金がかった黄色で、周辺は白色調。綺麗な杢目がでることが多い。また真っ直ぐ伸びる木ではないので変化に飛んだ木材となりやすい。21世紀頃にはウォールナットなどと同じ銘木級の高価な木材となっている。
小学校の国語の教科書にも採用されている斎藤隆介著の児童文学『モチモチの木』に登場する木は、このトチノキである。
【天然木の香りがもたらす快適空間】
無垢の木材には様々な化合物が含まれており、樹種ごとに特有の香りを作り出しています。香りの成分のうち最も多く含まれているのが、テルペン類と呼ばれる揮発性の成分です。かすかに漂い続けるその香りは、ストレスや不安をやわらげる心理的作用のほか、軌道の働きを良くする効果や血圧を下げる効果なども認められています。
また、木の香り成分には、アレルギーの原因となるダニやカビの繁殖を抑える働きもあります。心地よい木の香りは、現代のストレス社会において気分をリフレッシュさせるだけでなく、清潔で快適な室内環境を維持するためにも大いに役立ちます。
九月、竹田家具の店内は森になります。
『 秋の一枚板展 』
【天然木無垢板各種50枚以上展示】ウォールナット・ブラックチェリー・オーク・ねむの木・栃・タモ・ケヤキ その他多数ご用意致しております。
【開催日】 九月一日~九日
【場所】 和田山 竹田家具
【お問合せ】 079-672-3456
【営業時間】 十時~十八時半
- 2012年08月14日
- 一枚板
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